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ボリュームヘルスモニタリング concept 100

{{< feature-state for_k8s_version="v1.21" state="alpha" >}}

{{< glossary_tooltip text="CSI" term_id="csi" >}}ボリュームヘルスモニタリングにより、CSIドライバーは、基盤となるストレージシステムから異常なボリューム状態を検出し、それらを{{< glossary_tooltip text="PVC" term_id= "persistent-volume-claim" >}}または{{< glossary_tooltip text="Pod" term_id="pod" >}}のイベントとして報告できます。

ボリュームヘルスモニタリング

Kubernetes volume health monitoring は、KubernetesがContainerStorageInterface(CSI)を実装する方法の一部です。ボリュームヘルスモニタリング機能は、外部のヘルスモニターコントローラーと{{< glossary_tooltip term_id="kubelet" text="kubelet" >}}の2つのコンポーネントで実装されます。

CSIドライバーがコントローラー側からのボリュームヘルスモニタリング機能をサポートしている場合、CSIボリュームで異常なボリューム状態が検出されると、関連する{{< glossary_tooltip text="PersistentVolumeClaim" term_id="persistent-volume-claim" >}}(PVC)でイベントが報告されます。

外部ヘルスモニター{{< glossary_tooltip text="コントローラー" term_id="controller" >}}も、ノード障害イベントを監視します。enable-node-watcherフラグをtrueに設定することで、ード障害の監視を有効にできます。外部ヘルスモニターがード障害イベントを検出すると、コントローラーは、このPVCを使用するポッドが障害ード上にあることを示すために、PVCでイベントが報告されることを報告します。

CSIドライバーがード側からのボリュームヘルスモニタリング機能をサポートしている場合、CSIボリュームで異常なボリューム状態が検出されると、PVCを使用するすべてのPodでイベントが報告されます。さらに、ボリュームヘルス情報はKubelet VolumeStatsメトリクスとして公開されます。新しいメトリックkubelet_volume_stats_health_status_abnormalが追加されました。このメトリックにはnamespacepersistentvolumeclaimの2つのラベルが含まれます。カウントは1または0です。1はボリュームが異常であることを示し、0はボリュームが正常であることを示します。詳細については、KEPを確認してください。

{{< note >}} ノード側からこの機能を使用するには、CSIVolumeHealthfeature gateを有効にする必要があります。 {{< /note >}}

{{% heading "whatsnext" %}}

CSIドライバーのドキュメントを参照して、この機能を実装しているCSIドライバーを確認してください。