diff --git a/content/ja/docs/concepts/overview/kubernetes-api.md b/content/ja/docs/concepts/overview/kubernetes-api.md index 4e21db1633..fac9769434 100644 --- a/content/ja/docs/concepts/overview/kubernetes-api.md +++ b/content/ja/docs/concepts/overview/kubernetes-api.md @@ -3,7 +3,7 @@ reviewers: title: Kubernetes API content_type: concept weight: 30 -card: +card: name: concepts weight: 30 --- @@ -30,7 +30,7 @@ Kubernetesそれ自身は複数のコンポーネントから構成されてお 我々の経験上、成功を収めているどのようなシステムも、新しいユースケースへの対応、既存の変更に合わせ、成長し変わっていく必要があります。したがって、Kubernetesにも継続的に変化、成長することを期待しています。一方で、長期間にわたり、既存のクライアントとの互換性を損なわないようにする予定です。一般的に、新しいAPIリソースとリソースフィールドは頻繁に追加されることが予想されます。リソース、フィールドの削除は、[API廃止ポリシー](/docs/reference/using-api/deprecation-policy/)への準拠を必要とします。 -何が互換性のある変更を意味するか、またAPIをどのように変更するかは、[API変更ドキュメント](https://git.k8s.io/community/contributors/devel/api_changes.md)に詳解されています。 +何が互換性のある変更を意味するか、またAPIをどのように変更するかは、[API変更ドキュメント](https://git.k8s.io/community/contributors/devel/sig-architecture/api_changes.md)に詳解されています。 ## OpenAPIとSwaggerの定義 @@ -44,7 +44,7 @@ Kubernetes 1.10から、KubernetesAPIサーバーは`/openapi/v2`のエンドポ Accept | `application/json`, `application/com.github.proto-openapi.spec.v2@v1.0+protobuf` (デフォルトのcontent-typeは、`*/*`に対して`application/json`か、もしくはこのヘッダーを送信しません) Accept-Encoding | `gzip` (このヘッダーを送信しないことも許容されています) -1.14より前のバージョンでは、フォーマット分離エンドポイント(`/swagger.json`, `/swagger-2.0.0.json`, `/swagger-2.0.0.pb-v1`, `/swagger-2.0.0.pb-v1.gz`)が、OpenAPI仕様を違うフォーマットで提供しています。これらのエンドポイントは非推奨となっており、Kubernetes1.14で削除される予定です。 +1.14より前のバージョンでは、フォーマット分離エンドポイント(`/swagger.json`, `/swagger-2.0.0.json`, `/swagger-2.0.0.pb-v1`, `/swagger-2.0.0.pb-v1.gz`)が、OpenAPI仕様を違うフォーマットで提供しています。これらのエンドポイントは非推奨となっており、Kubernetes1.14で削除されました。 **OpenAPI仕様の取得サンプル**: @@ -57,7 +57,7 @@ GET /swagger-2.0.0.pb-v1.gz | GET /openapi/v2 **Accept**: application/com.github Kubernetesは、他の手段として主にクラスター間の連携用途向けのAPIに、Protocol buffersをベースにしたシリアライズフォーマットを実装しており、そのフォーマットの概要は[デザイン提案](https://github.com/kubernetes/community/blob/master/contributors/design-proposals/api-machinery/protobuf.md)に記載されています。また各スキーマのIDFファイルは、APIオブジェクトを定義しているGoパッケージ内に配置されています。 また、1.14より前のバージョンのKubernetesAPIサーバーでは、[Swagger v1.2](http://swagger.io/)をベースにしたKubernetes仕様を、`/swaggerapi`で公開しています。 -このエンドポイントは非推奨となっており、Kubernetes1.14で削除される予定です。 +このエンドポイントは非推奨となっており、Kubernetes1.14で削除されました。 ## APIバージョニング @@ -102,15 +102,15 @@ APIグループは、RESTのパスとシリアライズされたオブジェク 1. [カスタムリソース定義](/docs/tasks/access-kubernetes-api/extend-api-custom-resource-definitions/)は、とても基本的なCRUDが必要なユーザー向けです。 1. 独自のAPIサーバーを実装可能な、フルセットのKubernetes APIが必要なユーザーは、[アグリゲーター](/docs/tasks/access-kubernetes-api/configure-aggregation-layer/)を使い、クライアントにシームレスな形で拡張を行います。 -## APIグループの有効化 +## APIグループの有効化、無効化 いくつかのリソースとAPIグループはデフォルトで有効になっています。それらは、APIサーバーの`--runtime-config`設定で、有効化、無効化できます。`--runtime-config`は、カンマ区切りの複数の値を設定可能です。例えば、batch/v1を無効化する場合、`--runtime-config=batch/v1=false`をセットし、batch/v2alpha1を有効化する場合、`--runtime-config=batch/v2alpha1`をセットします。このフラグは、APIサーバーのランタイム設定を表すkey=valueのペアを、カンマ区切りで指定したセットを指定可能です。 -重要: APIグループ、リソースの有効化、無効化は、`--runtime-config`の変更を反映するため、APIサーバーとコントローラーマネージャーの再起動が必要です。 +{{< note >}}APIグループ、リソースの有効化、無効化は、`--runtime-config`の変更を反映するため、APIサーバーとコントローラーマネージャーの再起動が必要です。{{< /note >}} -## APIグループのリソースの有効化 - -DaemonSets、Deployments、HorizontalPodAutoscalers、Ingresses、JobsReplicaSets、そしてReplicaSetsはデフォルトで有効です。 -その他の拡張リソースは、APIサーバーの`--runtime-config`を設定することで有効化できます。`--runtime-config`はカンマ区切りの複数の値を設定可能です。例えば、deploymentsとingressを無効化する場合、`--runtime-config=extensions/v1beta1/deployments=false,extensions/v1beta1/ingresses=false`と設定します。 +## APIグループextensions/v1beta1に含まれる特定のリソースの有効化 +APIグループ`extensions/v1beta1`に含まれるDaemonSets、Deployments、StatefulSet、NetworkPolicies、PodSecurityPolicies、ReplicaSetsはデフォルトで無効にされています。 +例えば、deploymentとdaemonsetを有効にするには、`--runtime-config=extensions/v1beta1/deployments=true,extensions/v1beta1/daemonsets=true`と設定します。 +{{< note >}}リソースを個別に有効化、無効化することは歴史的な理由によりAPIグループ`extensions/v1beta1`に含まれるリソースに限りサポートされています。{{< /note >}}