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Kubernetes Prow Robot 2020-09-17 22:52:45 -07:00 committed by GitHub
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title: Kubernetesのプロキシー
content_type: concept
weight: 90
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このページではKubernetesと併用されるプロキシーについて説明します。
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## プロキシー
Kubernetesを使用する際に、いくつかのプロキシーを使用する場面があります。
1. [kubectlのプロキシー](/docs/tasks/access-application-cluster/access-cluster/#directly-accessing-the-rest-api):
- ユーザーのデスクトップ上かPod内で稼働します
- ローカルホストのアドレスからKubernetes apiserverへのプロキシーを行います
- クライアントからプロキシー間ではHTTPを使用します
- プロキシーからapiserverへはHTTPSを使用します
- apiserverの場所を示します
- 認証用のヘッダーを追加します
1. [apiserverのプロキシー](/docs/tasks/access-application-cluster/access-cluster/#discovering-builtin-services):
- apiserver内で動作する踏み台となります
- これがなければ到達不可能であるクラスターIPへ、クラスターの外部からのユーザーを接続します
- apiserverのプロセス内で稼働します
- クライアントからプロキシー間ではHTTPSを使用します(apiserverの設定により、HTTPを使用します)
- プロキシーからターゲット間では利用可能な情報を使用して、プロキシーによって選択されたHTTPかHTTPSのいずれかを使用します
- Node、Pod、Serviceへ到達するのに使えます
- Serviceへ到達するときは負荷分散を行います
1. [kube proxy](/ja/docs/concepts/services-networking/service/#ips-and-vips):
- 各ノード上で稼働します
- UDP、TCP、SCTPをプロキシーします
- HTTPを解釈しません
- 負荷分散機能を提供します
- Serviceへ到達させるためのみに使用されます
1. apiserverの前段にあるプロキシー/ロードバランサー:
- 実際に存在するかどうかと実装はクラスターごとに異なります(例: nginx)
- 全てのクライアントと、1つ以上のapiserverの間に位置します
- 複数のapiserverがあるときロードバランサーとして稼働します
1. 外部サービス上で稼働するクラウドロードバランサー:
- いくつかのクラウドプロバイダーによって提供されます(例: AWS ELB、Google Cloud Load Balancer)
- `LoadBalancer`というtypeのKubernetes Serviceが作成されたときに自動で作成されます
- たいていのクラウドロードバランサーはUDP/TCPのみサポートしています
- SCTPのサポートはクラウドプロバイダーのロードバランサーの実装によって異なります
- ロードバランサーの実装はクラウドプロバイダーによって異なります
Kubernetesユーザーのほとんどは、最初の2つのタイプ以外に心配する必要はありません。クラスター管理者はそれ以外のタイプのロードバランサーを正しくセットアップすることを保証します。
## リダイレクトの要求
プロキシーはリダイレクトの機能を置き換えました。リダイレクトの使用は非推奨となります。